総理杯!じっくり考察/多摩川競艇を分析
 
水面特性 センター勢が主導権を握る
 3月も後半の総理杯になると暖かくなる。風は南風、そして南東、南西にクルクル変わるのだろう。南は対岸からの横風、南東だとホームは追い風で、南西はホーム向かい風になる。しかし「追い風はイン有利」が多摩川では通用しない。どんな風が吹こうがセンター勢が主導権を取るレース場である。
 淡水プール、1マークは広く『日本一の静水面』が古くからのキャッチフレーズ。タイムが出る高速プール、ターンスピード比べだが、「多摩川は全部握って回って来い」と先輩選手が新人にアドバイスを与えている。捲りの外から強ツケマイは当然、二段三段の握り合戦はよく見られる光景だ。
 序盤は特にインが弱い。カド受け、カドがスリットから伸びてまくる態形が多い。中盤からインが決まり始めるが、捲り・ツケマイが主体。ただし、ホーム追い風が強くなると捲りのスピードは半減、スピードを持った捲り差しがよく決まる。
 
水面図
 
進入コース別成績

[集計期間:2004年3月1日〜2005年2月23日]※単位=%

 
進入コース 1着 2着 3着 4着 5着 6着
1コース 24.3 18.2 16.7 15.6 14.9 10.0
2コース 19.0 19.6 18.3 16.3 14.1 12.4
3コース 21.4 17.4 17.0 16.5 14.4 13.0
4コース 19.2 19.2 18.1 15.1 15.6 12.5
5コース 12.2 16.9 16.8 18.1 19.1 16.7
6コース 5.1 9.9 14.4 19.4 21.9 29.0
 
艇番別進入コース状況

[集計期間:2004年3月1日〜2005年2月23日]※単位=%

 
艇番 1コース 2コース 3コース 4コース 5コース 6コース
1号艇 83.7 5.7 0.9 1.3 3.2 4.8
2号艇 8.6 67.9 10.5 4.0 4.3 4.3
3号艇 1.8 14.5 56.9 14.3 6.3 6.0
4号艇 1.3 4.4 16.9 47.7 18.0 11.3
5号艇 2.0 3.4 8.5 20.2 46.6 18.9
6号艇 2.4 3.9 6.0 12.1 21.2 54.1
18、55がエース機だ
 昨年8月から使い始めたエンジン・ボートは総理杯で23節目。11月17日から取り付けられた温水パイプは総理杯でも付いている。消音エンジン特有の握り込みの弱さが『イン受難』に拍車をかけているが、消音型の中では「回る」という声を聞く。18・55号機が双璧、次いで13・64号機。勝率以上に出るのが19・27・33・52号機。
 

[集計期間:2004年8月3日〜2005年2月23日]

順位 機番 2連率 モーター評
1 18 55% 1月村田修次、原豊土が連続V。2月内山文典は準優勝。
2 55 51% 11月松浦努が初V。2月山田省二も行きアシ力強く優出。
3 64 43% 1月齊藤仁、柴田明宏、2月岸本隆が優出。好バランス。
4 42 42% 周年で辻栄蔵が大整備。今年乗り手に恵まれ2連続優出。
5 13 41% 周年の三角哲男が準完全V。行きアシ・伸びは指折りだ。
6 20 40% 2月赤峰敏春が快速。優出ゼロでも乗り手次第で大暴れ。
6 59 40% 1月伊達正利が6勝し優出。行きアシ、伸び中心に軽快。
8 11 38% 1月渋谷正義、尾崎鉄也の手が入り伸び型から出足型に。
8 39 38% 1月山田竜一が優勝。その後乗り手に恵まれないが快速。
8 46 38% 1月村田孝雄、2月水口由紀が優出。ストレートがいい。


 
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