総理杯!じっくり考察/'05総理大臣杯の展望  
Point1・地元選手が気迫で攻める
   賞金王決定戦という目標ができてから、トップ級の選手の走りが変わってきた。プロペラが気温の変化にデリケートに反応するため、季節ごとに新バージョンを投入しなければならない。そのため1年間を通じて好調の波を維持することは難しいのだ。
 トップ級の選手にすれば、プロペラのアドバンテージがある時に獲得賞金を上積みしておきたいと考えるようになってきている。そういう意味で確実にアドバンテージを持つことができるのは、地元水面だ。数多く走っている関係で、「経験」という財産がある。総理大臣杯の優勝者にも、「経験」を味方につけた走りで優勝する傾向がある。2年前の戸田では、西村勝がイン速攻でSG初優勝、3年前の平和島では野澤大二が4コースから捲ってSG初優勝を飾った。ともに地元でのSG初優勝だ。今回の総理大臣杯は地元、東京支部から6名が出場する。この中で多摩川のG1優勝経験を持っているのは熊谷直樹と三角哲男、濱野谷憲吾の3名だ。
   
 
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濱野谷にSG優勝の機運
 濱野谷は今年に入ってから、意識した「ターンの革命」に挑戦している。昨年の競艇王チャレンジカップで「ターンマークを外した差し」で優勝を逃がした反省も込めて、今年は意識してターンマークを見て差すレースをしている。2月戸田の関東地区選手権の優勝戦でも最内を差して2着に入った。豪快なターンもやれば、最内差しもやる。攻め方のバリエーションが増えた分、多彩な技を発揮して地元SG優勝に照準だ。
3590濱野谷憲吾
三角の強烈パワー
 三角は昨年9月の当地周年「ウェイキーカップ」で優勝。特別戦の優勝は11年ぶりだった。優勝後のインタビューで『これで総理大臣杯の楽しみが出てきました』とコメントしていた。注目したいのは、三角の当地での走り方だ。優勝戦では1号艇だったが、3コースに出て一気に捲った。強烈な伸びで捲るレースが多いのも最近の三角の特徴である。『多摩川のモーターはパワーがあるよ』と、それに対応するプロペラを使う。
3590三角哲男
   

   
 
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