総理杯!じっくり考察/'05総理大臣杯の展望  
Point2・多摩川で最速アタック
   「日本一の静水面」と呼ばれているのが多摩川の競走水面だ。砂利採掘場の跡地を利用して造られた競走水面は、周囲を植樹で囲まれていることもあって風の影響を受けにくい。また、消波装置と岸壁までの距離があるため、返し波も消えやすい。スピードで攻める選手に有利な条件が整っている全国でも有数の静水面である。
 モーターは消音型。出足関係は標準型よりも弱いが、高速回転域に達すると標準型よりもパワーを発揮する特性がある。消音型モーターのマフラー(排気管)による「脈動効果」で高速回転域にパワーを生む。1分42秒7の日本最速タイムをマークしているのも多摩川だ。
 その前の最速タイムだった1分43秒0を出したのも多摩川である。高速回転域を利用して全速で攻める選手が好成績を残すことが多く、仲口博崇、原田幸哉のような高速ターンで攻め抜く選手に多摩川の水面は合っている。この二人が総理大臣杯で最速にアタックする。
   
 
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好調モード仲口に期待
 仲口が初めてSGの優勝戦に乗ったのは、2001年に当地で行われたモーターボート記念だった。F2にもかかわらず、高速ターンで攻め抜いた。その年、仲口は賞金王決定戦にも出場した。当地の水面が仲口の走りに合っていたのだ。今年に入って仲口は、1月常滑で優勝、2月東海地区選手権で優出3着と絶好調。東海地区選手権では、原田幸哉と津のコースレコードを競った。「プロペラが絶好調」だけに、最速レコード更新の期待大だ。
3554仲口博崇
原田が最速に挑戦
 原田は全国24競艇場の内、江戸川、浜名湖、津、尼崎、鳴門、宮島、芦屋の7場のコースレコードを持っている。もちろんコースレコード最多保持者である。この1年間で津、鳴門、宮島でコースレコードを更新した。圧巻だったのは、2月津の東海地区選手権。2連率26%のワースト級のモーターだったが、4日目に1分43秒3を叩き出し、3年ぶりにコースレコードを更新した。『チャンスがあれば最速に挑戦してみたい』という原田の勢いは止まらない。
3779原田幸哉
   

   
 
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