総理杯!じっくり考察/'05総理大臣杯の展望  
Point3・総理大臣杯でSG初優勝
   3月は冬から春へと季節が移り変わる時期だ。突然、季節が変わるわけではない。北の低気圧と南の高気圧が「風」でせめぎ合いながら、冬から春へと季節が変わっていく。総理大臣杯の開催中には、必ず「春の嵐」が吹き荒れる。総理大臣杯は「SG初優勝」が出るといわれてきたが、そのヒントは「風」の中に隠されているのだ。
 賞金王決定戦に出場するような選手は、いつもモーターを最高に仕上げてくるが、風が強いと、モーター調整のために水面に出ることができない。その為、モーターやプロペラ調整が遅れがちになり、いつもは予選序盤にトップ級にモーターを仕上げることのできる選手でも、予選最終日まで持ち越すことが多くなる。そこで、実績モーターを手にした伏兵に上位進出のチャンスが巡ってくるのだ。今垣光太郎、矢後剛、野澤大二のSG初優勝には、実績モーターと風の後押しがあったといえる。
   
 
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秋山に大ブレークの予感
 今年の新鋭王座決定戦で秋山は2コースから差しを決めて優勝した。『これで総理大臣杯に出場ができます。多摩川は地区選でG1初優勝した水面なので、どうしても出たかった。出るからには優勝を狙って走ります。』
 秋山は「ターンスピードなら競艇界一番」と呼ばれてきた。ところが最近の秋山は、全速のスピードを落とさずに急角度で差してくる。新境地を開いたのだ。これが勝負どころでヒットする。勢いと実力でSG初優勝を目指す。
3996秋山直之
中澤がスリット先制
 中澤は昨年11月に故郷の宮城県に戻った。プロペラ情報で遅れを取ってしまうのではという不安もあったが、関東地区選2年連続優勝で、その不安を吹き飛ばした。熊谷直樹がSG初優勝を飾った時も北海道に戻ってからだった。「負ける言い訳を作りたくない」と気持ちの上での甘えがなくなるのだ。中澤もその心境に近い。消音型モーターはスタートで放ってしまうと出て行かない。全速でスリットで先手を取る中澤に合っている。
3952中澤和志
   

   
 
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